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20s-30sの軌跡 建設コンサルタントに求められる能力を徹底分析!

街を今よりもさらに住みやすく、次の世代へ受け継ぐ価値のあるものに変えていくために、建設コンサルタントには様々な能力が必要とされます。

20代、30代、そして40代。建設コンサルタントとして求められる能力は、それぞれの年代で少しずつ変化していきます。自ら手を挙げ、一つでも多くの経験を重ね、未熟さをカバーする20代があり、チームの要として手本を見せながら、自身も成長を続ける30代があります。

それぞれの年代で、具体的にどのような力を身に付けていけば良いのでしょうか。特に必要とされる3つの能力「技術的能力」「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」を切り口に、建設コンサルタントとしての成長感をイメージしてください。

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20代は「幅を広げるための力」を培う時期

技術的能力 「思い切り手を挙げられる力」

専門分野が広く枝分かれしているこの業界で20代というのは、携わる仕事の何もかもが新しい時期です。「技術的能力」は、経験したことのないタイプの業務にできる限りたくさんチャレンジすることで身につきます。未経験分野の業務に対して「やらせてください!」と思い切って手を挙げられるかどうか。そのためにはまず、「任せてもらえる自分」を作ることが必要です。

上司や先輩から「この仕事やってみるか?」と声をかけてもらうためには、「イージーミスをしない」とか「期日までに仕事を間に合わせる」などの基本的仕事力から。人よりも早く技術力を磨く経験は、自分で引き寄せるものです。

コミュニケーション能力 「チームの仕事を正しく理解する力」

業務は必ず何人かでチームを組み、戦略を練り、方針を共有しながら進めていきます。戦力としてはまだまだ小さな20代でも、プロジェクトの方針を顧客に示す資料づくりなどの業務は年次に関わらず任されます。ひとたびチームに入れば、チームを支える立派な戦力としてカウントされるのです。

例えば提案資料を作る際でも、打ち合わせで交わされた内容をそのまま写し取るのではなく、数値の意味や、設計の目的、チームの思いなどを咀嚼し、理解した上で落とし込むことを心がけるなど、プロジェクトの全体像を正しく理解する努力が必要です。先輩や上司から知識やノウハウを引き出したり、疑問点を明らかにしていくために、臆せず質問をぶつけていくコミュニケーション能力が不可欠です。

プレゼンテーション能力 「疑問を予測し、答えを埋め込む力」

プレゼンの資料はできる限り簡素な方が良いとされています。しかし同時に、完全に納得していただくだけの情報を盛り込む必要もあります。つまり、顧客が疑問を感じるポイントを事前に想定し、補足説明ができるよう準備しておくことが重要です。

特に土木の世界では、数値で表現された客観的判断が重要視されます。たとえばA案をB案のメリット・デメリットを表した比較表をどのタイミングで挟み込むのか。文字の説明だけでは難しい部分では、直観的に判断でいる簡単な図を挿入するなど、顧客の脳内をシミュレーションし、構成を考えるのがプレゼン勝利のコツ。隅々まで抜かりのない資料づくりが、プレゼンテーション能力を磨く第一歩です。

30代は「深みを増すための力」を発揮する時期

技術的能力 「弾力的に応用する力」

たとえば、既存の住宅の立ち退きを余儀なくされた道路の敷設工事があるとします。そんな時でも、過去の事例から補強の方法や特別な工法のバリエーションを知っていれば、住民の方に迷惑をかけずに済むこともあります。場合によってはコストの削減につながることも。

工法や設計の仕方などは、ただ「知っている」だけでは十分ではありません。経験や見聞きしたことをいかに組み合わせ、目の前の設計に応用できるか。まちづくりに、ただ一つだけの正解はありません。条件に応じて、その場その場に合った正解を編み出していく力を、中央コンサルタンツでは「弾力的な応用力」と呼んでいます。30代は柔軟な応用力を磨き、技術者としての深みを増す時期です。

コミュニケーション能力 「抱え込む人を作らず、後進を育てる力」

「20代で必要なコミュニケーション能力」にもあるように、チームを組んで仕事を進めていく中で、自分自身が動きの精度を上げるためにコミュニケーション能力を高めるのが若手に必要なプロセスです。その先の30代は、チーム全体を見渡すバランサーとしての力が期待されます。

一人で仕事を抱え込む人が出ないように、気軽に報告や相談のできる雰囲気を作ること。どんなに忙しくてもピリピリせず、できる限り後輩には自分から声をかけること。仕事を与えて放りっぱなしにせず、こまめに進捗を把握しておくこと。「中央コンサルタンツクオリティ」の人財に育てるために、若手が力を発揮しやすいコミュニケーションをとることが、30代の課題です。

プレゼンテーション能力 「話し方のスキルで、期待値を高める力」

技術力勝負の受注が主流となっている中、独自のアイデアを盛り込んだ提案内容はもちろん必要不可欠な武器です。さらに重要なのが、アイデアを伝えるための話し方です。求められているのは、流暢さや、たたみかけるような華麗さではありません。むしろ大切なのは、相手の表情を読み取ったり、不安や疑問を引き出すための一歩引いたコミュニケーションです。

プレゼンテーションは言いたいことを伝えるだけの場ではありません。相手の状況や気持ちを感じ取り、精緻な提案とその後の成果につなげるために耳を傾ける場なのです。「この人と一緒に仕事をしたい」と思っていただけるようなプレゼンこそ、中央クオリティ。その習得が30代のミッションです。