
福岡市西区、前原市、志摩町にまたがる九州大学伊都キャンパスが誕生し、同キャンパス内にて行われた「伊都キャンパス誕生記念式典」に当社も出席しました。
当社は、1994年度より九州大学新キャンパスに関する造成計画(A=275ha)や環境整備等に携わっており、新キャンパス施設配置計画や自然環境との共生に配慮した設計を進めて参りました。
この度、無事第1期開校したことに対し、九州大学より感謝状を頂きました。
10年にわたり九大新キャンパス移転事業に携わった経験を活かし、新たな社会環境変化を意識しながら、今後とも移転事業が円滑に進行するよう当社としても取り組んでいきたいと考えています。

研究教育棟U・V 研究教育棟T
第1期開校エリアの航空写真
当社が設計に携わった「九州大学統合移転事業」が、平成13年度土木学会「環境賞」を受賞いたしました。
環境賞は、Tグループ:環境への負荷を低減する土木技術・システムを開発・運用し、良好な環境を保全すると共により豊かな環境の創造に貢献した画期的な業績およびUグループ:環境の保全・創造に貢献した画期的なプロジェクトに授与されます(土木学会表彰規定第5条)。当事業は、Uグループでの受賞となりました。
移転用地(面積275ha)は、福岡市西区に位置し、小起伏の山地や丘陵地で構成されており、古くから地形を活かした畑地や果樹園の多い地域です。また用地内には湧水源もあり、下流域の水田の用に供され、この周辺ではゲンジボタルやカスミサンショウウオの生息が確認されています。
当業務においては、必要とされる教育・研究施設等の効率的な土地利用計画の立案はもとより、新キャンパスの計画理念の一つである「環境と共生する未来型キャンパスの創造」に基づき、周辺環境への影響の低減、自然環境の再生・創造、資源リサイクル等に配慮した計画が求められました。
『環境賞』受賞パーティーの御挨拶の中で、以下のようなお言葉を頂きました。
「この賞は、九州大学ならびに福岡市土地開発公社だけが受賞したのではなく、このプロジェクトに携わったみなさんへ贈られた賞です。」
この言葉を肝に命じ、今一度気を引き締めつつ、この事業から得られた貴重な経験と誇りをもって、以後の九大事業や他の業務へ取り組んでいきます。