中央コンサルタンツ株式会社

エントリー エントリー

流域整備・成瀬が知った
エンジニアと国語力の関係

伝えるためにどう書くか。
エンジニアであっても国語力は大切。(後編)

伝えるためにどう書くか。
エンジニアであっても国語力は大切。(後編)

社会人になって身体を動かしたいと思い、社内でハンドボール同好会を立ち上げたところ、12名もの社員が集まって驚いたという成瀬さん。休日は育メン技術者として二人の子どもの面倒を見る傍ら、ハンドボールの練習にも時折励んでいます。当面の目標は試合ができるようになること。

ジョブローテーション大学院卒構造流域整備豪雨災害

流域整備部

成瀬 幹信NARUSE MIKINOBU

2011年入社

医学工学総合教育部 工学専攻 修了


Part.01

河川維持管理の技術者としての自負

Q

河川維持管理の仕事での苦労はどんなところにあると感じていますか?

実はこの河川の維持管理という仕事は、5年ほど前に全国的な取り組みが始まったばかりで、まだまだ歴史が浅いんです。だから最初は私たちだけでなく、発注者である自治体担当者もほとんどノウハウがないままの取り組みになります。そこが一番の苦労でした。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

お互いに手探りだったんですね。

ええ。みんな一から知見を積み重ねている段階でしたから、「国の点検・評価要綱にこう書いてあるから、こうなんじゃないですかね?」などという議論を重ねていました。その後、さまざまな経験を積むことで、私も少しずつ技術者として成長してきました。今では、河川の維持管理の分野での専門技術者となれたのかな、と自負しています。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

例えばどんな経験ですか?

河川の評価は、調査報告に対して行うだけではありません。実際、河川の近くに住んでいらっしゃる方からの相談電話に基づいて河川を評価するというケースもかなり多いんです。例えば、「先日から法面のブロックが壊れているけど、大丈夫ですか?」という相談が自治体に寄せられると、すぐに私のところに「評価者の目で確かめてほしい」という連絡がきます。そのたびに現場に急行して状況を確認・評価し、その結果をもとに自治体の担当者さんと対応を検討してきました。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

専門技術者になったという実感はどういう時に感じられますか?

自治体の担当者さんから「今回の台風では堤防からの越水はなかったけど、心配なので水位が下がってから成瀬さんに確認をお願いして良いですか?」と名指しで言ってもらえるようになったこと。そんな時、自分を信頼してくれているんだと実感します。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

その分、台風の時などは常に自宅でドキドキしながら待機してなくてはならないですね?

もちろん。いつも自分が担当している河川の水位を、自宅でスマホからチェックしています。これは当社の河川維持管理の技術者ならみんな同じだと思います。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
成瀬

Part.02

維持管理の提案書を任された日

Q

仕事をしていて嬉しかったエピソードがあれば教えてください。

当部署では最初に河川の設計や維持管理などを担当し、先輩に教えられながら仕事を覚えます。次に仕事を一人で任され、先輩と一緒に仕事をします。その後、自治体から維持管理の仕事を受注するための提案書の作成を担当するようになります。ここでも最初は先輩に教えられながら書き方等を覚えます。私が最も嬉しかったのは、初めて提案書の作成を任され、最終的に受注できた時でした。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

それはいつ頃でした?

河川の維持管理の仕事を始めて2年後くらいです。自分では仕事を理解していたつもりでしたが、提案書をつくるのにとても苦労したため、受注できた時は素直に嬉しかったです。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

どういう苦労があったのですか?

私が自信たっぷりに作成した提案書に対して、先輩から何度も何度もダメ出しをされたこと。「読み手の気持ちになった説明が抜け落ちているから、そこをもっと詳しく」など、文章の添削のような指摘が多かったです。私としても「いや、これ以上文字を増やすとA4一枚で収まらなくなってしまいます」などと反論するのですが、先輩も「いや、表現を変えれば必ずA4で収まるから、絶対に説明を増やした方がいい」と譲りません。そして内心嫌々ながら直してみると、不思議なことに先輩の言うようにA4で収まってしまうんですね。あれには参りました。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

理論に加えて文章力も重要なんですね。

はい。提案書の作成で大切なのは、しっかりした根拠に基づく技術提案であることは当然です。でもそれ以上に、ターゲットとなる自治体の担当者さんに伝えるために「どう書くか」ということも大切だということを学びました。エンジニアであっても、国語力は大切です。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
成瀬

Part.03

自分のしたいことを前面に出す

Q

この仕事に向いているのはどういう人だと思いますか?

「私はこれがしたい!」という強い意志を持っている人だと思います。私が上司だとしたら、「何がしたい?」と質問した時に「何でもやります!」と答える部下よりも、自分の意志や想いを前面に出してくれる部下の方が「よし、こいつに何か任せてみよう」という気になるのだと思います。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

ご自身は「したいこと」を前面に出すタイプでしたか?

はい。入社する前から「河川がやりたい」と言い続けていました。途中で構造部に異動になり、橋梁で苦労した時期もありましたが、その後も希望していた河川に再び戻ってくることができましたから。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

構造部への異動はショックでした?

うーん、実のところ、多少は「もう少し河川をやりたい」という印象が当時はありました。でも今になって考えると、河川の仕事には橋梁などの構造物との関係は避けられませんし、橋梁のことを知っていることは私の武器になっていると思います。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
Q

人脈もできましたしね。

そうですね。先にも言ったように、当社は部署間をまたいだ相談がとてもしやすい環境だと思います。それでも、やはり何か壁にぶつかった時など、構造部員の知人に気軽に相談したり、無理をお願いできたりするのは、あの時の経験があるからだと思っています。

https://www.chuoh-c.co.jp/fresh/blog/wp-content/uploads/2019/11/naruse_icon.png
成瀬
成瀬

中央コンサルタンツ コーポレートサイトはこちら