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土木業界研究 その2 「社会資本整備の本質」に向き合う醍醐味とは

公共事業の発注者である官公庁、受注者である建設コンサルタントとゼネコン・メーカー。担う業務は違えど、社会資本整備に打ち込む使命感は皆同じ。それぞれの仕事の醍醐味を探ります。

官公庁×土木事業

「やろう」と決断し、旗を振る仕事

公共事業においては、自治体の首長の考えを基に事業計画がなされます。漠然とした構想を、具体化するための第一歩を踏み出すところに、大きな醍醐味があります。土木事業には十数年という月日がかかる長期のプロジェクトもあります。そうした事業の起点となり、人と知恵を集め、旗を振って方向性を示してゆく。そのプロセスの中では、様々な情報を基に、時には数百億円単位のお金が動くような大きな決断をいくつも迫られます。大規模な計画を推進していくスケールの大きさが魅力です。

建設コンサルタント×土木事業

図面に、一本の線を引き始める仕事

土木事業におけるほぼ全ての領域に携わるシビルエンジニア(土木技術者)として、多岐にわたる情報を収集・提示し、将来を見据えたベストな選択肢を探りながら、発注者である官公庁に具体的な成果を提供していくのが建設コンサルタントです。事業の立ち上げに関わることはもちろん、何よりも大きな醍醐味は図面に一本の線を引く立場であること。技術者として培った知識や経験を設計図面に落とし込み、一本また一本と線を加えていった先には、住む人の生活を支える立派な社会資本が生まれます。知恵を絞って何かを生み出すことが好きな人に向いている仕事です。

ぜネコン・メーカー×土木事業

地図に残るモノを創り上げる仕事

大きなプロジェクトが、完成する瞬間に立ち会える仕事。たとえば竣工式のテープカットの場には、必ずゼネコンの存在があります。「創り上げた」という満足感で満たされるため「とにかくモノづくりがしたい」という方におすすめの業種です。またゼネコンであっても、ただ施工のみを行うばかりではありません。民間のディベロッパーとして土地開発を行い、まちづくりを担うこともあります。その場合は、公共事業で官公庁や建設コンサルタントが担う計画・設計といった業務プロセスも、自らが主体となって行います。

どの仕事にも共通する使命は「国民の生命と財産を守る」ことです。そのことを肝に銘じた上で、まずは自分が「発注者」の立場で土木事業に携わっていきたいのか、あるいは「受注者」として関わっていきたいのか。そこを起点にして、ここまでで解説した業務内容もふまえ、ご自身に問いかけてみてはいかがでしょうか。

「やろう、と決める人」「図面に一本の線を引き始める人」「地図に残るモノを創り上げる人」…さぁ、あなたはどの分野で社会資本整備のプロフェッショナルを目指しますか?

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