message
人財を知る

02
リーダーシップを
発揮し、
確信をもって
話ができる技術者へ。

水環境部

加藤 大地KATO Daichi

2020年入社

工学部 社会基盤工学科卒

CAREER
  • 入社1年目

    下水道の管渠(かんきょ:水路)詳細設計プロジェクトに抜擢。

  • 入社2年目

    3年計画のビッグプロジェクトのため、設計業務に邁進する。

3年にわたる設計業務に挑戦中。

ー 中央コンサルタンツに入社を決めた理由は? 学生時代に下水道について学び、家庭から出た排水が浄水場の各工程でだんだんキレイになっていき、再利用される仕組みに興味を持ちました。
その下水道分野を含め、興味のある多様な分野に携われる中央コンサルタンツのジョブローテーションがとても魅力的でした。さまざまな仕事を経験しながら成長していきたいと考えていた私にとって、大きな決め手となりました。
また、インターンシップで社内見学をした際に、部内はもちろん部をまたいだ会話が繰り広げられていたのが印象的でした。年齢を問わずフランクに会話をしている様子を見て、風通しの良さと活発な雰囲気に魅力を感じました。

ー 現在はどんな仕事をしていますか? 入社以来、下水道管の設計業務をしています。老朽化した下水道管に代わる新しい管を布設する計画を行っています。
下水道管の設計は1年スパンのプロジェクトが多いのですが、現在取り組んでいるプロジェクトは3年という非常に長い期間の設計です。
管渠(かんきょ:水路)の新設設計はもちろん、老朽化した下水道管の入替え計画や、過去の設計に新しい技術を加えた変更設計なども行っています。
図面の作成をはじめ流量計算や構造計算などさまざまな内容が経験できるため、大きなやりがいを感じています。

巨大な構造物を設計し、造るよろこび。

ー 仕事で印象に残っている出来事を教えて下さい。 施工現場の初見学がとても印象に残っています。
雨水を一時的に貯める巨大な貯留管の施工プロジェクトで、地下40mの深さに直径4m以上の大きな管を約1kmも布設する計画の現場です。下水道設計のあまりのスケールの大きさに感動しました。
見学前に設計図を見て「これくらいの構造物かな」とイメージして臨んだのですが、巨大な構造物を実際に見学することでそのギャップを目で見て、肌で体感できました。
日常生活で下水道を見ることはほとんどありませんが、道路や橋梁といった他の構造物設計にも負けないスケールを持っているのが下水道の魅力です。

ー どんな時にやりがいを感じますか? 苦労して練り上げたプランにGOサインが出た瞬間に、安堵とやりがいを感じました。
入社1年目で任せていただいた業務が、廃止した下水管を除去する方法の検討でした。誰も経験のない案件で、ほとんどゼロからのスタート。どのように設計を進めればいいのかを上司や先輩社員によく相談し、方針を定めていきました。
また、対応可能な工法の聞き取り調査を5社以上行って、比較表に整理しました。数々の工法を整理するのに1週間以上かかりましたが、整理をしっかり行ったことで理解が深まり、方針の明確化ができました。
自身で考え、積み上げたものを打合せの場で顧客(おきゃくさま)に説明し、納得いただけた時の達成感は忘れられません。

好循環の入り口に、
やっと。

ー 今後の目標を教えて下さい。 「技術士」の資格取得に向けて幅広い知識を養い、数多くの業務に携わることで経験を積むのが現在の目標です。憧れている先輩のように物おじせずに発言し、リーダーシップを発揮し、確信をもって話ができる技術者になりたいです。
入社してから知らないことばかりでしたが、わかることが少しずつ増えてきました。先輩社員への積極的な相談が理解度のアップにもつながっています。知識が増えると業務の理解度が深まり、理解度が深まれば会話が弾み、仕事がおもしろく感じてきます。この好循環の入り口にやっと入れたと最近感じています。

ー 最後に、学生へのメッセージをお願いいたします! 学生の皆さんは、社会人になることへの不安があると思います。私自身、入社前は不安で居ても立っても居られない状態でした。
「入社後、しっかり仕事ができるのか?」「今の知識でやっていけるのか?」そんなことも考えていました。
社会人になって知ったのは、入社してから学ぶことの多さでした。学生時代からの知識の蓄積ももちろん大事ですが、それ以上に素直に話を聞ける姿勢や精神面の粘り強さが大切なので、そこを意識してください。分からないことを遠慮せずに聞くことができる積極性を身につけると、いいことがたくさんありますよ。

08:45

出勤 デスクを拭き、始業準備をします。

09:00

メールチェック メールのチェックと今日の業務内容を先輩社員と確認します。

10:00

資料準備 午後の打合せに向けた資料の出力とリハーサルをします。

12:00

昼食 同僚とオフィスの近くで昼食。オススメは「太陽堂」です♪

13:30

打合せ 発注者である県や市の担当者とプロジェクトの打合せを行います。

16:00

事務作業 打合せを終えて帰社。打合せした内容を議事録にまとめます。

17:00

退勤 上司に今日の報告を行い、明日の仕事を確認してから退勤します。