中央コンサルタンツ株式会社

お知らせ

INFORMATION

2026年2月12日

春吉橋について

 この度、土木学会編集の橋梁年報「橋BRIDGE IN JAPAN 2024」に令和6年度特徴ある橋梁紹介として、当社が設計した春吉橋が掲載されました。

 春吉橋は、九州の玄関口である博多駅と最大の繁華街・天神の中間に位置し、1961年に架けられた旧橋は、60年以上の経過で老朽化が進み、塩害による損傷、木杭基礎による耐震性不足、狭い橋脚間隔に起因する治水上の問題など、多くの課題を抱えていました。これらの問題を根本的に解決するため、架け替え事業が実施され、当社で詳細設計を実施しました。 上流側に迂回路橋を建設して交通機能を維持し、旧橋を撤去して新しい春吉橋を架設する手順とし、新橋は川の流れを阻害しないよう、旧橋の6径間から2径間へと橋脚の数を大幅に削減した構造(橋長65.2m)を採用しました。なお、工事用に設置された迂回路橋は、完成後も賑わい創出の空間として活用できる橋梁として設計しました。
 新橋の設計における最大の特徴は、市街地のため橋の高さを上げられず、さらに直下を通る地下鉄トンネルへの影響を最小限に抑える必要があり、床版に鋼床版を採用する等の橋全体の重量を軽減し、桁高を抑えたスレンダーな構造としました。
 完成後は歴史的な「中洲懸橋」、新しい「春吉橋」、そして「迂回路橋」の3つの橋が並ぶため、全体のデザインや色調に統一感を持たせ、夜間の歩行者の安全を確保する照明内蔵の高欄や、周辺と調和した舗装など、利用しやすく美しい都市景観に配慮しました。



橋BRIDGE IN JAPAN 2024


←前のページにもどる