港湾
港湾
港湾は、世界との物流・交流を支える海の玄関口であり、漁港は、日本の第1次産業の柱である漁業活動を支える主要な社会資本です。
近年は経済循環の加速・拡大に向けたコンテナターミナルの拡充、国際クルーズの運航にむけた岸壁や背後地の整備、
地域を支える漁港の活性化の推進に寄与するとともに、
「国民の安全・安心の確保」に必要となる総合的な防災・減災対策にも取り組んでいます。
多様な変化への対応と事業の実現に向け、ますます新たなアイディアと高い技術力を発揮していきます。
●実績|上段/件名:所在地|下段/発注者
【R3 国土交通省四国地方整備局高知港湾・空港整備事務所】
高知港防波堤耐津波検討業務
高知港では、国土交通省による港内静穏度確保のための防波堤延伸事業が実施されており、
また高知県の長期事業構想では岸壁の延伸整備が計画されています。
本業務では、これらの事業の早期機能発現に向け、仮防波堤として
現地に据え付けられている既設ケーソンの流用検討を行い有効活用に寄与しました。
流用先ごとの構造断面における検討結果に基づいて、経済性や施工性、
発生する建設副産物に対する有効利用の観点などから比較検討し、今後の事業化に向けた最適案を提案しました。
また、実際の施工にあたって想定される施工手順や作業船配置などの課題や留意点
を洗い出し、3D-CADを併用した施工計画の可視化によって業務を効率的に遂行しました。
◎事務所長表彰業務 ◎技術者事務所長表彰(錦織庄吾)
国土交通省四国地方整備局高知港湾・空港整備事務所
>> 高知港海岸施工方法検討業務