中央コンサルタンツ株式会社

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老朽化対策による安全安心な道づくり
-人々の生活を守る仕事-

本店構造部課長 名知幹弘(39歳)
技術士:建設部門(鋼構造及びコンクリート)

当たり前を守り続ける仕事

 日本全国には橋梁が約70万橋あり、その多くが今後一斉に老朽化を迎えると言われています。
 私は、私たちが普段の生活で当たり前のように使用している橋梁などの道路構造物を、これからも当たり前に使えるようにするために、点検や補修設計の他、限られた予算で効果的に維持管理を行うための計画策定業務を主に担当しています。

困難を乗り越えて得られる達成感

 約10年前、私が初めて主担当として携わった橋梁点検業務では、道路利用者の安全に影響を与えかねない損傷が現場で確認されました。損傷が発生した原因を究明するための詳細調査の検討や実施、応急対策方法の選定など、多岐に亘る内容を、非常にタイトな工程で対応することが求められましたが、対応が無事に完了した際には、達成感を得るとともに、人々の生活を守る責任のある仕事であることを強く実感しました。

点検状況
調査状況

飽くなき探求心

 私たちの仕事の成果は、多くの人の生活に影響を与えるものだと思います。身につけた技術を活用し、アイデアを振り絞って良い成果をつくりあげることが、社会に大きく貢献しています。私は自分がつくる成果に100点をつけたことはありません。もっと良い成果をつくるために、常に考え続けることが重要だと考えます。

成長し続ける自分を目指して

 例えば橋梁点検で言えば、ドローンやロボットなどの科学技術が目覚ましく進歩しています。私たちも進歩する技術に負けないように、常に新しい技術を吸収しながら仕事に励んでいます。新しいことを身に着けることは大変ですが、自身の成長が実感できる、やりがいのある仕事です。良いモノをつくりたいという熱い気持ちがある方には最適な職場だと思います。共に成長していきましょう。